消防設備点検・連結送水管耐圧試験

所沢 町田 立川 八王子 国立 国分寺 昭島 近辺の消防設備業者 多摩栄広商事

 

【消防設備紹介】連結送水管耐圧試験の薦め

 

編集・発行
有限会社多摩栄広商事

〒359-1144
埼玉県所沢市西所沢
1-3-10

電話 04-2926-1008
FAX 04-2926-1449

Mail info@tama-eikou.com
担当 梅原

  ★ 弊社地図 ★

町田店 

〒194-0004
東京都町田市鶴間326−6

電話 042-795-5226
FAX 042-795-5226  

 

 連結送水管耐圧試験及び消防用ホースの耐圧試験が、消防法第17条の3の3の規定に基づき、消防庁告示が改正され、平成14年7月1日より施行されました。

平成14年というと今から約9年ほど前になりますが、火災発生により消防隊が消火活動を行なう上で連結送水管を使用した際に漏水が起こり、まともな消火活動が出来なかった例が頻発したそうです。

おそらく、連結送水管やホースの設置が進んでから20年前後といったところでしょうか?漏れが起こってもおかしくない年代です。

連結送水管耐圧における漏れはほとんどが、地中埋設部分の配管にあると言われています。ごく稀に配管支持部分が弱くなっていて振動等によって亀裂が生じ溶接部等から漏れるケースもあります。

連結送水管には湿式と乾式があります。

湿式の場合は配管内に水が常に入っている為、漏れが起こっている場合には屋上の補助高架水槽のボールタップより水が常に出ている可能性が高いです。しかしながら、漏れがおきていなくても地中埋設でそれなり に圧がかかっていて漏れなかったり、亀裂ができかかっているだけのケースは往々にしてあり、ポンプによる圧をかけて初めて漏れを生じるケースも多々あります。

乾式の場合は配管内に基本、水が入っていません。(耐圧試験実施後には水を入れておくケースもあります。)従いまして、屋上の高架水槽も存在しません。

湿式か乾式かは地域により異なります。寒冷地では湿式だと冬に凍ってしまい配管が破裂する危険があるため乾式であると聞いています。

このように長い年月を経ると様々な要因で大事な消防設備が意味を成さないものとなってしまいますから、連結送水管耐圧試験の実施を推奨致します。

連結送水管耐圧試験は

連結送水管設置後、10年を経過したものに付き、3年毎に実施

となります。

つまりは建物竣工後、11年目、14年目、17年目・・・に実施
と覚えていれば大丈夫かと思います。

連結送水管耐圧試験の費用は大した費用では無いと思います。
しかしながら、連結送水管耐圧試験にて圧が出ない場合、修繕をする費用は半端ない高価な金額です。

連結送水管耐圧試験をしたところで直せる訳ではありませんが、定期的に試験をして状況を把握していれば事前に準備したり計画する事も可能かもしれません。

一つ私から提案があります。

連結送水管耐圧試験をしてもしも圧が出なかった時、依頼をした消防設備士(私に依頼すれば一緒に探します^^;)と一緒に送水口から屋上までの配管で漏れている箇所を探して下さい。

たいていは埋設部分にて見つける事ができないと思いますが、見える部分で漏れがわかればそこの部分だけを改修すれば済むので御の字です。

なぜなら連結送水管耐圧試験費には漏れ部分を探し当てる費用は含まれておりません。実際に埋設部分で漏れている部分がどこか探し当てるのは困難だからです。

連結送水管の修繕では、埋設部分で漏れが生じている場合、配管を掘り起こし修繕・配管し直すというケースはほとんど無く、送水口から迂回して配管し直すケースがほとんどです。

最近では消防より劣化しないタイプの厚みのある配管(スケ4(SGP(3454)) を使用するよう指導があるそうで、費用も高くなっていますから配管し直すと大規模修繕となってしまいます。


Copyright(C) 2005〜 Tama Eiko Syoji All rights reserved

こちら↓からも各ページへジャンプできます。
各種消防用設備保守点検,点検表作成について防火対象物点検消防用設備保守点検から点検結果報告書作成までの流れ消防設備業他リンク会社概要
防火対象物の用途単位の収容人員算定チームマイナス6%への弊社の取組消火器の使い方火災報知機の使い方火災報知機の点検結果報告の必要性
緩降機の使い方誘導灯の維持管理とリニューアルの薦め防火対象物の用途見直し表消防設備士点検日記ブログ相互リンクのお願い
屋内消火栓ホース・連結送水管の耐圧性能試験の薦め住宅用火災警報器の設置・販促防火管理のサポート避難器具設置基準算定プログラム
インターネット受注実績バッテリ交換の薦め住宅用火災警報器設置PRホームページ


このWebサイトに掲載の記事などの無断転載を禁止します。
このページに対するご意見・ご感想は、こちらから承ります。

編集・発行 有限会社多摩栄広商事 担当 梅原秀和
                           携帯 090-4832-5631

HOME